選択 alternative 2004 1 20

 「普通に働いていれば、
そこそこの収入や地位が保証された、
右肩上がりの経済は終わり、
成果主義や競争社会が、
働く人の価値観を揺さぶる。」
 しかし、これは、みんなの「選択」の「結果」です。
世の中は、「選択と結果」の連鎖で、できています
 少子高齢化が、こういう「結果」を招いたとも言えます。
子供の数が、どんどん増えて、人口増加が続けば、
少なくとも、内需は、個人消費は、右肩上がりの経済が続くのです。
 人生とは、こういうものでしょう。
子供の頃に貧しくて、老後に豊かになるか。
若い時に貧しくて、老後に豊かになるか。
子供の頃に豊かで、老後に貧しくなるか。
若い時に豊かで、老後に貧しくなるか。
 「選択の自由」は、あります。
しかし、「自由」には、当然、「責任」がついてきます。
「自由」と「責任」は、表裏一体のもので、
責任のない自由は、ありません。

狭い門 The Narrow Gate
「狭い門から入りなさい。
滅びに至る門(地獄門)は、広く、
その道は、楽に思え、
その道を行く者は、多い。
 しかし、永遠の生命に至る門(天国の門)は、狭く、
その道は、険しく思える。
その道を見いだす者は、少ない。
しかし、狭い門を選びなさい。」

 しかし、いつまでも、少子高齢化を嘆いていても仕方ありません。
少子高齢化という「国難」を切り抜ける方法はあります。
 それは、知的財産で、世界と勝負していく方法です。
そのためには、教育水準を、今の2倍に引き上げることです。
労働人口が1/2になっても、知的水準が2倍になればいいのです。
 これができないならば、
移民を受け入れて、人口の規模を維持するか、
あるいは、観光国家で食べていくか、どちらかです。
「選択の自由」は、あります。
































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